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【兄弟】VOICEライブツアー2007

07082526_050VOICEライブツアー2007の鹿児島ライブでのパーカッションサポート出演

・2007年8月26日(日)20:30~22:00

・出演:VOICE+日高聡(ウクレレぢぢぃ)+バナナボート森田(パーカッション)

・AMUプラザ内J-POPカフェにて

・お客様:超満員70名ぐらい?07082526_051

 12年前に「24時間の神話」が大ヒットした双子のデュオユニットVOICEのニューアルバム発売記念ライブツアーの鹿児島ライブにおけるパーカッションサポートを担当しました。VOICEのお2人、昼間、別会場でのリハからかなりなハイテンション。会話が全てMCのネタかと思わせる芸人ぶりで、初対面、パーカッションでの初仕事という緊張感が吹っ飛んでしまいました。しかし、うたはさすがにホンモノ。バラードが多いのですが、どれもいい曲で、演奏していても聴き惚れてしまうよう。だから、リハはめちゃ楽しく、本番は気合の入った演奏ができました。ちなみに今回、声かけしてくれたギタリストのウクレレぢぢぃの衣装のテーマは「亀仙人」山下清風のランニングシャツに小学校の帽子をかぶり、亀の甲羅を背負っておいででした。

 おかげさまでライブは、オープニングアクトのポジコジさんが盛り上げてくれて超満員のお客さんもハイテンション。バラード、お笑いMC、昭和歌謡、ヒット曲とバラエティ豊かで、ボクとウクレレぢぢぃのサポートもノリノリでお客さん、めいっぱい楽しんでいただけたのではないかなと思います。

 使用した楽器は、モニター中のベースカホン(カホン工房HMカホン製)とコンガを中心にシンバル、スズ、トライアングル、ガラガラなど。特にベースカホンは、家具工芸職人の匠の技によるもので、スナッピーなしの低音の響きが最高によい音。これをキックでビートを刻みました。かかとで打面を蹴るウラ蹴りになるので、超難しく、かなり練習しましたよ!そのカホン製造職人のご家族一家がカホンの実際の演奏現場での音を聴きにきてくれたこともうれしかったです。でも、ライブでちゃんと御紹介出来なかったのが心残り。次回はきっと!打上げでもカホンの音と足技の妙味に話題が集中。

 パーカッションでの次回ライブは、9月2日(日)CAPARVOホール。サックスのボブ斉藤さんを中心としたSOUL&JAZZカゴシマでのライブ「夏!踊る!」です。でも20:00~翌朝4時までの音楽イベントで出演はメインアクトとしての23:00ごろ。。お楽しみに!

【技術】ドラムサークルカゴシマ♪=11=

07082526002・ドラムサークルカゴシマ♪=11=

・2007年8月25日(土)14:00~16:00

・かごしま県民交流センター第一リハーサル室

・ファシリテーター:森田孝一郎

・スタッフ:幸田さん、ストルさん

・参加者数:大人14名、子供14名、計28名07082526021

 毎月定期開催で自主運営しているドラムサークルカゴシマ♪の11回目、今回、なんと大人と子供の数が同じという大変珍しいドラムサークルとなりました。いつもはドラムコールといって、一切何も説明せず、いきなりみんなで叩き始めるのですが、半数が子供たちで親子2組を除き全員、初参加ということで、ファシリテーション技術要素のひとつである「合意形成」について、ドラムサークルファシリテーションの技術要素としてのウィンドウ・オブ・コミュニケーションからはじめました。ウィンドウ・オブ・コミュニケーションとは、直訳すると交信の窓、要は参加者をつなげるための話です。 07082526033

  そこで子供たちの自由気ままで勝手な行動をよく観察すること、それは輪(和)を乱す行為ではなく、大人たちがそれを全て受け止め、それを全体に活かす反応をしてあげることなどをお話しました。すると大人たちみんながにこやかに子供たちの動きを楽しみ、お母さん達も安心して、みんなと楽しく太鼓を叩けたようです。毎回、ドラムコールから、と決めずに、その場の状況に応じた最適なファシリテーションが大切なこと、改めて実感しました。そしてまだまだファシリテーション、ドラムサークルファシリテーション、双方の技術を高める必要性を痛感しました。

【参加者の声】(アンケートより主なものを抜粋)07082526045

10ヶ月の子供も楽しそうでした!!(30代母)初めての参加でしたが、前にも参加したことがあるような不思議な安心感があってとても楽しい2時間でした。(40代父)いつもさわがしくてすみません。申し訳ないと思いつつやっぱり魅力があり参加させていただきました。言いきかせてきますが、やっぱりはじけてしまいます。温かい目で見守り参加させていただきありがとうございます。(30代母)今日も無心にドラムを叩けてとても楽しかったです。子供もかけ声を出して体からわきあがるリズムを刻んでいました。素晴らしいひとときをありがとうございました。(30代母)

07082526048 赤ちゃんから大人まで楽しめる催しでした。(40代母)ストレス解消。何も考えず楽しめました。(40代父)みんな和になっていい感じでした。(10代女性)ドラムについてよりちかく感じた(10代女性)輪になったのがおもしろかった(10代女性)何も考えずただただドラムをたたく、ストレス発散になりました。(50代男性)気分がすぐれずどんよりしてきたがなんかすっきりした。太古の昔とジャングルの中を感じたせいか、リフレッシュした。(40代女性)「決まりは無い、出した音がその音です」ということばがとても印象的で好感が持てました。たくさんの楽器に触れさせてもらって幸せでした。(40代女性)目をつぶると今まできこえなかった音がきこえてきました。子供がきゃぁきゃぁ言ってた時、タイコのリズムに実は合っていた?(30代女性)

【同志】友人を「鹿児島」でもてなす

Tadao 2006年4月、東京でのドラムサークルファシリテーション研修で名古屋から来たTと出合った。その夜、Tの師匠のライブに一緒に行ったが、女の子目当てで、その動向は定かではなかった。その後、Tは某有名パーカッション奏者のローディとなり、東京に移住、ネット上での交流が続いたのだが、突然のTからの電話。

「今度、そっち行きますんで、よろしいでしょうか?」

飛び込んでくるやつは大歓迎だ。

8/6(月)Tは東京から岡山、岡山から鹿児島まで電車を乗り継いでやってきた。目的は、ジャンベフォラ、ママディ・ケイタによる硫黄島@三島村でのジャンベインターナショナルワークショップ受講のため。人気の少ない鹿児島駅でTを拾い、城山展望台へ。2人、桜島の絶景に酔う。そのままボクの自宅へ、チェックイン。歩いて近所の温泉へ。旅の疲れを癒していただく。温泉あがって、うちの庭で夕涼みwith BEER。晩飯は、特製黒豚レタスしゃぶ鍋と芋焼酎。うちの家族も珍客に喜ぶ。

8/7(火)朝6時にTをたたき起こし、子供たちとラジオ体操へ。その後、当日のドラムサークルの積み込み作業手伝わせ、朝食をとり、三島村行きフェリー乗り場へ。約2週間のジャンベ集中修行に旅立っていった。

8/18(土)Tは島から戻ってきた。あいにくボクは出張中だったので、りえちゃんが港に迎えに行く。うちに来るなり眠りこけ、寝起きにボクは不在のまま、うちの家族と正調薩摩料理「とんこつ」に舌鼓を打ったという。

8/19(日)早朝からの小学校清掃からボクが戻ってきたら、りえちゃんとTがいない。2人に何があった!?ぐっすり寝たTは、しっかり朝食喰って9時からのジャンベ練習(翌日のライブのリハ)に行ったらしい。楽器もあるし、交通の便が悪いからとりえちゃんが車で送っていったらしい。いたれりつくせりの薩摩のおもてなしだ。リハの空き時間、Tは、リハ会場(三島村フェリーターミナル)近くのかごしま水族館で「鮫展」を見たらしい。ボクも見たかった。夕方6時半のリハ終了に合わせてボクがTを迎えに行き、行きつけの店で秋刀魚とピザトーストという異色の組み合わせの食事を摂り、ボクの友人たちのジャズライブへとひきづりまわすが、翌日のライブを控え、早めに切り上げ、轟沈。

8/20(月)Tは、ゆっくり朝食を摂り、ジャンベのメンテナンスしながら映画「ドラムライン」を見る。昼食は、ごぼうとナスの天ぷらをおかずに、つゆに山芋を入れて喰う我が家風もりそばを堪能。そして、いざ、ライブ会場のCAPARVOホールへ!

 会場は、ボクも生徒である三島村ジャンベスクール含めジャンベ関係者の同窓会状態。トップバッターは地元ジャンベチーム、ガリさん率いるcolaでいきなりアクセル全開、続いて福岡のプログループ、フォリカンの美し過ぎるアフリカンミュージックの世界に酔い、そしてママディ率いる今回のワークショップチームによる「ピラミッド」のステージ。各人がソロを繰り出し、いよいよTの出番。硬度の緊張感の中からも快調な滑り出しで、観客とチームの心をつかむ。その後はちょっと遠慮気味だったけど、しっかり音の記憶は刻まれた。その後は・・・・・・

 T、深夜4時帰宅。旅のクライマックスは終わった。泥のように眠りこけた。

8/21(火)Tは、お昼起床。特製ツナとレタスのクリームペペロンチーノを食し、お世話になったお礼に、とパンディエロ講座をボクに施す。基本はオープントーンとヒール&タップだそうだ。練習課題ができてなにより。Tは荷物をまとめ、うちの家族にお別れの挨拶。

一路、鹿児島空港へ。車から降ろしてお別れするつもりだったが、キューバ渡航経験もあるTが、飛行機の乗り方がワカラナイという。仕方ないので駐車場に車を停めて身体検査ゾーンまで見送ることに。そしたら、車を降りる段になって突然の大雨。名残惜しさが募る。2人、しばらく車中でたたずむ。さ、行かなきゃいけない時間、車を降り搭乗手続きへ。そして搭乗口でお別れ。土産は買わないという。

ボクは「鹿児島」が大好きだから、遠方からの友人に「鹿児島」を存分に楽しんでもらいたい。自然、食、音楽、人、その全てが「鹿児島」の魅力。Tを引きずり回しながら、「鹿児島」の楽しさを再認識した次第。

Tは、高木タダオ。パーカッションプレイヤー目指して東京で修行中だ。また、ドラムサークルファシリテーターとしての可能性も見出す過程にある、ボクの同志。お互いの夢、進む道は違えども、音楽を通した信頼に、未来は明るいこと確信した。

【研修】ファシリテーション基礎講座

070818facilitation004s ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)と共に、ボクがファシリテーションスキルを学ぶために加盟している日本ファシリテーション協会(FAJ)による、「ファシリテーション基礎講座」が福岡であり、参加してきました。

 目的は、書籍等で学習してきたファシリテーション基礎を、ワークショップ形式で体感しながら、日常行っているドラムサークルファシリテーションと同じプロセス、違うプロセスを確認し、特にドラムサークルファシリテーションと違うプロセスについて、それをドラムサークルファシリテーションにどう活かすか、ということでした。

 FAJ会長、堀公俊さんの著作「ファシリテーション入門」の内容に沿って、ファシリテーション基礎の4つのカテゴリ「場のデザイン」「対人関係」「構造化」「合意形成」について、参加者全員が4グループに分かれ、ファシリテーション体験と振り返りを繰り返しながら学習しました。

 楽しい実習を通して、当初の参加目的であったドラムサークルファシリテーションと違うプロセスについて、それをドラムサークルファシリテーションにどう活かすか、という点については見えてきました。やはり基本が大切。ドラムサークル経験者の場には、なんの説明もなくいきなりドラムコールありと思いますが、やはり、ドラムサークル初体験の場には、十分な場のデザイン含めたルール説明がドラムコール前に必要と思いました。その他にもいろいろ気づいた点がありますが、割愛。。

 でも当初の目的以上に収穫だったのは、新たな仲間たちとの出会いでした。ドラムサークルを知らないファシリテーターたちとつながりあったことで、いろんな可能性が広がっていくことを実感しました。

 打上げでは、おきゅうと、ゴマ鯖、焼きラーメン、など博多居酒屋名物を堪能。今後、博多行きが増えそうです。

【田園】ドラムアートコラボ

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Drum Art Collabo ♪=1=森田孝一郎パーカションソロ with Art by 中崎啓文

・2007年8月11日(土)19:00~21:00

・鹿児島市下田町ニッセイギャラリー稲音館

13歳から演奏活動を開始して音楽生活28年、はじめてのソロライブを敢行!きっかけは稲音館のオープン記念に、髭将軍こと中崎啓文さんの絵を見て、その鋭い空想的リアリズムに深い感銘を受け、同時期にエヴリン・グレニーの音楽映画「タッチ・ザ・サウンド」を見て、自分も五感で感じる音を太鼓で表現したい!という欲求がムクムクと頭をもたげ、かねて懇意にしていただいている稲音館の新森オーナーに、「太鼓だけのソロコンサートをさせてください!」とお願いして実現しました。070811solo009

 こんなヘンなライブに、しかも市内から結構離れた田んぼの中のギャラリーまでお客さんが来てくれるのか、と思っていましたが、なんと、31名ものお客様に来ていただきました。

 最初はじっくり髭将軍の絵をジックリ鑑賞していただき、予定時刻の午後7時過ぎにお客様全員にビールやソフトドリンクが振舞われ、髭将軍のお父様の音頭で乾杯!ギャラリーの絵や珍しい太鼓群を眺めながら新森オーナーやご近所のお母さん方の手料理に舌鼓を打っていただきました。(ボクは演奏が終わるまでビールもお料理もおあずけ・・・)

070811solo013  そして気合の和装に身を包んだボクが登場、絵にインスピレーションを感じながら、太鼓の周りをグルリと囲んだ31名の皆さんと一緒に約60分間のリズムの旅に出ました。まずはボクのソロ。スネアドラムによるインプロビゼーションから、タムとシンバル、コンガ、アシーコ、ジュンジュン、そしてジャンベと、西洋からラテンアメリカ、そしてアフリカへ、太鼓の現代から太古への旅です。そして最後は、お客様全員に楽器を配り、ドラムサークル。星空またたく田園の中でみんなで太古のリズムの深遠へと旅立ちました。ソロパフォーマンスというエンターティメントと、ドラムサークルというコミュニティプロダクツが共存することは実はドラムサークル界ではタブーだったりします。でも今回は、あえてそのタブーに挑戦しました。タブーの通り、エンターティナーとファシリテーターは共存、混在しえません。前者は演者が主役、後者は参加者が主役ですから。なので、その切り替えには神経を使い、太鼓群の中から出て、一人ひとりの参加者のそばで、パフォーマーからファシリテーターへ180度の転換を行いました。

 そしてリズムの旅から帰ってきたときはボクも含めて30数名の参加者全員が大家族状態で仲良しになり、070811solo016 太鼓に群がりながらの大宴会が繰り広げられました。お客様一人ひとりにご挨拶しながらビールで乾杯!この楽器は?あの楽器は?あの音は?皆さんから質問攻めです。音楽でこんないい気持ちになったのははじめて、という女性とか、ダンスを踊ってるので今度一緒にやりたい、というカワイイ女のコとか、、ドラムサークル中の「ボクの目を見て!」という無言のアテンションコールに40年ぶりにときめいた、というお母さんとか、うれしい反応にビールから焼酎に切り替え、おいしいお酒が続きました。こんな一風替わったコンサート、音楽もお酒もお料理も散々楽しんでいただいて1,500円!稲音館を運営する(株)ニッセイ印刷様の地域社会への文化芸術貢献、メセナ事業のなせる業。素晴らしい企業理念!印刷のご用命はニッセイ印刷へ!

070811solo027  会社員時代、大変お世話になった異業種交流会「いもづる会」のメンバー(写真左)も来てくださいまして、とってもうれしかったです。そして、最後のお客様をお見送りしたのが深夜2時。。感謝、感謝の初ソロコンサート。

 おまけにご近所で木工所を営んでおられる濱崎さん親子より、その木工所で企画製造を開始したHMカホンのうち、見たことも無い大きなベースカホンをモニターとしてお預かりしました(もらった!?・・)。温かい木のぬくもりがあり、さすが木工職人の手がけた高級家具のようなカホン。070811solo030でもボクなりの改良点をいろいろあげさせていただきました。今後の商品化が楽しみです。このベースカホン、今後の演奏活動でお目見えしますよ。お楽しみに。

 それにしても、太鼓による人とのつながり、本当にありがたいことです。今回のコンサートに会場を提供してくださった新森オーナー、お料理を用意していただいた近所のお母さん方、来てくださった皆さんに心から感謝。ありがとうございました。次回は 11月初旬を予定。お楽しみに♪

 

【躍動】夏休みダンスキャンプ2007

07080610dancecamp016 ・夏休みダンスキャンプ2007

・期日:2007年8月6日~10日

・依頼元:鹿児島パフォーミングアーツダンスカンパニー

・会場:ARTEMISスタジオ&サンエールかごしま大ホール

・受講生:約20名

中元シェリーさん、鶴留明子さんという2人のダンスインストラクターが、コンテンポラリー、ジャズ、アフリカン、モダン、ヒップホップなどジャンルにとらわれない楽しいダンスを広めたいという志にもとづいたダンスカンパニーを設立。そして、この夏休みを利用して中高生から大人までを対象に、ダンスや身体を使った表現の基本を5日間のレッスンと最終日の発表会までじっくり学ぼうというダンスキャンプ。07080610dancecamp007

 ボクはダンスのレッスンに、太鼓の生音でリズムを感じてもらう演奏と、ボディドラムのレッスン、発表会でのリズム遊びや、タップダンスとのコラボを担当しました。

 ピラティスという基礎トレーニングにあわせてドンドコ♪。CDだと機械はインストラクターやダンサーたちの動きに反応しません。でも楽器は、インストラクターの出すテンポやストップに即反応します。レッスンにあわせて叩いてるとボクも背筋がピンと伸びた気分。

07080610dancecamp021 発表会当日は、会場の一体感をつくるのに、受講生、お客さんも交えてサウンドシェイプ、ブームワッカー、シェイカー、スズ、トーンチャイムを使ったリズム遊びから。ホールでステージと客席とを同時にファシリテートするのは、これ至難の業です。でもはじめて見る不思議な楽器で遊んでるうちにリズムが合ってきてみんなニコニコ。

 踊ってるときもみんな笑顔が素敵でした。レッスンでも自然な笑顔をつくるのではなく、自然に湧き出る笑顔についてレクチャーされていました。参考になります。07080610dancecamp028

 タップダンサーのタカ丸くんは、プロのダンサー目指して今夏、アメリカに修行に行くそうです。

 ダンスとのコラボレーションは初めての経験でしたが、演奏者とダンサーがコミュニケートしながらお互いの表現をあらわすアフリカ音楽の原点にちょっと触れた気がしました。ダンスとドラム、このコンビによる形態は、古くて新しい。この楽しみは、CDにあわせて踊るのとも、演奏を聴かせるのとも違う、新しい楽しみ。この形態がどんどん増えればお互いの層がひろがっていくのではないかな、と思いました。

Dance_camp_end ダンスカンパニーの皆さん、受講生の皆さん、5日間お疲れ様でした!また、一緒にやろうねー!

【聴く】谷山小6年5組夏休み思い出ドラムサークル

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・タイトル:谷山小6年5組夏休み思い出ドラムサークル

・日時:2007年8月7日(火)10:00~11:45

・場所:鹿児島市立谷山小学校音楽室

・参加者:6年5組の生徒の皆さん21名とそのお母さん9名+担任の中尾先生

つい2週間前に先生方の研修でドラムサークル行いました、鹿児島市立谷山小にて、070807taniyama65dc008 今度は6年5組の夏休みレクリエーションでドラムサークルを行いました。通常のコミュニティドラムサークルでは、説明なくいきなりドラムコールはじめますが、緊張をほぐすため身体、腕のストレッチしながら、ドラムサークルを楽しむためのルールについて簡単に説明して、スルド(ブラジルの低音ドラム)担当の男の子からパルスビートを出してもらい、それをしっかり聴いてもらって、感じるままに音を重ねて行きましょう、と案内。すると、緊張をほぐしすぎたか、パルスビートなんかまったく無視、いきなりダダダダダダダダダ、バラバラバラバラバラバラバラの無秩序最強リズムバーンアウト(リズムの脱線状態)に。ひょえー、すげー!!こんなのはじめて!

070807taniyama65dc009 いつも最初のファシリテーションキューは、ストップカット&ゴーとお約束ですが、参加者が主役のドラムサークル、今日の参加者はつわものぞろい、そうは問屋が卸しません。とにかくうるさいので、音量を下げさせるボリュームダウンを示し、スルドのパルスに耳を傾けるよう示し、なんとかパルスに沿ったリズムが出てきたかと思えば、また音量がどんどん大きくなり、おまけにどんどんテンポアップ。そのままランブルさせざるおえないというファシリテーターが逆に参加者からファシリテーションさせられるという未体験ゾーンを体験してしまいました。子供たちってほんとにスゴイ!!070807taniyama65dc015中尾先生(シンバ!)、ありがとう。子供たち、お母さん方、ありがとう。

【参加者の声】(アンケート回答抜粋)

シェイカーをどんどんまわして遊ぶのがとても楽しかったです。(女子生徒)たいこをたたいている間になんだかリズムにのってきたような気がしました。(男子生徒)みんなとおどったりスリルまんてんの遊びでした。先生と思い出に残るえんそうができて良かったです(男子生徒)たいこをたたいたりシェイカをまわすのが楽しかった。みんなそれぞれのリズムだから。最後の楽器をやってるときはつまらなかった。(女子生徒)もうちょっと楽しいと思った。ちょっとだけたいこにきょうみをもった。(男子生徒)ジャングルに飛ばされたような気がしました。(男子生徒)童心にかえって楽しめました。ズレることもいいこととの言葉にすくわれました。(母)年齢に関係なくリズムに乗るだけで子供たちと一緒に同じことで楽しめたと思います。(母)ムキになっている自分をおさえながら周りの音を聴きながら合奏する楽しみが、かいかんでした。(母)最初ははずかしさもありましたが、立って動いたときからノってきました。タイコの音、シェイカーの音、鐘の音それぞれが混ざっていやされました。(母)サークルの中で自分のポジションを知り、そしてみんなと楽しくえんそうできる。とてもすばらしいことだと思います。お互いの音に耳を澄ますことは現代においてとても大事なことだと思います。(母)音楽は、ラジオ、CDで聞くのが普通でしたが、今日ははじめてさわる楽器に感動しました。とても楽しい気分にさせてくれる音にいやされました。(母)

【潮風】SwingTime洋上ライブ@桜島納涼観光船

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・タイトル:SwingTime洋上ライブ@桜島納涼観光船

・2007年8月4日(土)17:20~20:10

・依頼主:株式会社KTS開発様

 桜島と鹿児島市中心部を片道13分の航行で行き来する桜島フェリーが、夏の間は納涼観光船として、午後7時から9時まで、船上でビールを飲んだり食事をしたりしながら錦江湾内をクールージングする遊覧船として親しまれています。そんな桜島納涼観光船の30周年記念として今年は、毎日日替わりで船上で鹿児島のいろんな芸能が楽しめるアトラクションが組まれています。

 そのひとつとしてボクのジャズグループ、SwingTimeでクルージングジャズライブを楽しんでもらいました。

 メンバー:松本圭使(Piano)、ジェームス(Bass)、尾崎佳奈子(Sax,Flute)、森田孝一郎(Drums)

 現在、SwingTimeとして活動する上でイチバン信頼のおけるプレイヤーたちです。

 演奏曲目:I hear a rhapsody, Mambo inn, No more blues, KINKOHWAN, ONSEN, 霧島, Mas que nada, Take the A train

KINKOHWANとONSENは、鹿児島の自然をモチーフにしたボクのオリジナルでSwingTimeアレンジによるもの。

 演奏開始時はまだ桜島も見えて明るかった空が、だんだんと暗くなりすっかりナイトクルージングの様相。お客様もジャズを楽しみながらビールがすすみ、風も穏やか心地よく、イェー!とかオゥー!とかノリノリのおじちゃん、おばちゃんたち、家族連れのにぎやかな談笑、くれぐれもバンドに近づかないで欲しい酔っ払い、走り回る子供たち。ボクたちの演奏を聴きに来たお客様もいれば、知らずに来たお客様もいる、まったく演奏なんか聴いていないお客様もたーくさんいる、この混沌とした喧騒の中での演奏、ボクはキライじゃないです。ボクたちの出演を知らずに来たお客様や、まったく聴いていないお客様がいらっしゃる環境こそ、演奏者にとってそのスキルをはかる大きなチャンスの一つと思いますし、また、ビジネス的には重要なマーケティングフェーズ。

 だからSwingTimeは、ひとりでも聴いてくださるお客様がいらっしゃれば、ボクらの演奏で、そのお客様が最高の時間を過ごせれば、という思いで、どんな状況だろうと常に真剣勝負。メンバーひとりひとりがそういう思いでステージに立ち、演奏活動を続けていけば、メンバー個人の成長と共にバンドの成長がはかられ、どんどんいい音になっていくだろうなぁ、とワクワクするのです。

 おいでいただいたお客様全員、今回の機会をくださった(株)KTS開発様、そしてSwingTimeのメンバーに心から感謝します。ありがとう。

【耽美】鹿児島県小学校教員特別活動夏季研修会

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・名称:平成19年度鹿児島県小学校教員特別活動夏季研修会

・講座名:「音で仲間づくり」~太鼓の輪(ドラムサークル)による、感じる力、あらわす力、そしてつながる力~

・日時:2007年8月3日(金)15:15~16:45

・場所:西郷南洲顕彰館

・主催:鹿児島県小学校教育研究会特別活動部会

・受講者数:県内小学校特別活動担当教員35名

 夏休みも真っ只中、県内の小学校の先生たちによる各教科担当に分かれての研究会のうち、国語、算数、理科、社会などの教科科目以外の特別活動についての研修会にて、ドラムサークルをつかった特別活動の研修を行いました。070803kyouin_dc004

 今年2月に鹿児島南中学校にて行った、宇宿校区の中学校2年生向けの立志式でのドラムサークルリズム講演に感銘を受けられた、今回の特別活動部会の会長であられる鹿児島市立宇宿小学校の溝口校長先生からのご依頼でした。よって、ドラムサークルは、溝口校長先生以外の全ての先生方が初体験。

 通常のドラムサークルだと、何の説明もなく叩きはじめますが、一応、研修なのでドラムサークルの目的や、楽器、音、周辺環境や参加者へ向ける意識について簡単に説明しました。そして偶然、スルド(ブラジルのベースドラム)の前に座った太鼓腹の先生によるパルスビートでドラムコール開始。事前説明が功を奏したか、ナニをしていいか躊躇する先生もおらず、意外とすんなり皆さんが自由なリズムをたたき出し、結構短時間に一体感をつくりだすことに成功。

070803kyouin_dc005 最近思うのは、いちばん最初のファシリテーションキュー(ほとんどというかその全てがアテンションコールからのストップカット&ゴー)から起こるその場のドラムサークルの状況、それ自体が以降のドラムサークルの一体感とその日の参加者の満足度を大きく左右するということ。この日も最初のトランジションポイント(次の段階への移行欲求状態)からのストップ時、その静寂から、外のせみの声がみんなの耳から脳内に響いていく感じ、そこから自然と湧き上がる笑顔と感動、ドラムサークルが参加者に与える大きなよろこびのひとつだと思います。

 そしてこの日のクライマックスは最後のトーンチャイムセッション。音の出しはじめをのぞき、特段のファシリテーションを必要とせず、各人が自らの役割を理解して、周囲の状況に自ら積極的にアプローチしていく。その偶然の織り成す響きのなんと美しいこと。その美しい響きにボクも含めて全員が目をつぶり、ほぼ完全なるノーファシリテーション状態に。永遠にトランジションポイントが来ないのではないかと思わせるような、ずっとこのままでいたい感覚。ファシリテーターとして終了予定時刻を読みながら、でも、この状態を止めたくない、という感覚にはじめて襲われました。この美しいノーファシリテーション状態を小学校の先生たちと共有できたことが今回の最大の収穫。

070803kyouin_dc009 打上げでは、この体験こそ特別活動そのものという意見をいただき、学級活動に活用していきたいとのこと。また、問題を抱える児童に対してとても効果がありそう、とのご意見もありました。その他、受講された先生方のアンケートは主催者様側でとられたので、その控えを頂いた後、またしっかりフィードバックしたいと思います。

 溝口校長先生、そして参加してくださった先生方、ありがとうございました。ボクも子供たちのこと、学校教育のこと勉強しながらドラムサークルを実践してまいります。ドラムサークルが子供たちの未来に大いに役立つことを信じて。

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