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【本】長距離走者の孤独

050625_008 詩音が書きやがってくれてますが、昨日は野暮用で日帰りで福岡へ。福岡行きは1995年ぐらいの福岡単身赴任時代からの習性でもっぱらバス。理由は、シートが電車に比べてラクで読書や文章書くのがすすむから。今回も往復の道中約8時間で自分にコミットしたのは、読みかけの3冊と未読の1冊を読了し、時間が余ったらRMOの11月公演の企画を練ること。050625_005 結果は、見事4冊読了。でもRMOの企画は手付かず。

 ってことで、読んだ4冊についてそれぞれまとめておきます。まずは、アラン・シリトーの名著「長距離走者の孤独」。この作品は、学生時代に飲んだくれて先輩宅に寝泊りしてた、ある日の午後、二日酔いのまま手を伸ばしたらそこにこの本があって、なんとなしにゴロゴロしながら読んでたら面白くて一気にそのまま読了した記憶があり、先日、本屋をうろうろしてたら「よぉ、久しぶり」てな感じで、ボクの眼前に飛び込んできて、そのまま購入。再び読んでみると、コレ短編集だったってことに気付く。だから、二日酔いのまま読了したって記憶は、8編のうちの1編「長距離走者の孤独」のみを読み終わった記憶だったんだな。どうりで。

 逃げ足の速い、盗みの常習者である少年囚が感化院代表でクロスカントリー大会に出るのだが、楽に勝てる試合で、実力どおり勝つことは感化院側の思惑通りになることに反抗、走行中の壮絶なる孤独感の中における心理状態で、ナニが自分にとっての勝利なのか・・・。

 他の短編も、うだつの上がらない皮革職人や妻に逃げられた夫、生徒に信頼されない教師などとにかく孤独、孤独、孤独。「長距離走者の孤独」は、反抗という一種の爽快感を伴うものだったが、その他は暗い孤独な男のことばっかりで、ちょっと気が滅入ってしまった。

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