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【本】ナショナリズム

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 著者は早稲田、法政で講師を務める浅羽道明。副題が-名著でたどる日本思想入門-。これは、友人のFT氏(輸入CDを規制する改正著作権法への反対運動の闘士でジャヤマイカ音楽の研究家としても有名人なので名前出してもいいんだろうが・・サイトはhttp://blog.livedoor.jp/dubbrock/)にすすめてもらった本。すすめてもらうとすぐにアマゾン川に飛び込んでワンクリック購入。<コレはそれで結構アブナイと思いつつ、便利。
 小林よしのりの「ゴーマニズム宣言/戦争論」を皮切りに、かつてボクがそれ読んだときの印象をおさらいさせたり、「へぇ~」を連発させたりしながら、真のナショナリスト軍人、石光正清、金田一晴彦による日本の唱歌、それからはじめてきく希代の思想家がぞろぞろ登場し、そろそろ読むのに疲れを覚えた頃(原始日本共産党や労働組合黎明期のナショナリズム思想は興味深い)、本宮ひろ志の「男一匹ガキ大将」の再販されていない本編終了後の壮大なるナショナリズム思想が登場。(本宮自身はあれは、なぐりがき、思い出したくもない、と主張)本宮漫画には思い入れがあるだけに俄然調子が出てくる。さらに司馬遼太郎の意外なる「坂の上の雲」の一面を垣間見た後、小沢一郎、石原慎太郎、そして「沈黙の艦隊」それぞれの今のナショナリズム思想に触れるにつれ理想と夢想が交錯し一挙にリアリティを失ってしまう。この虚脱感、結構好き。

 もう一冊、FT氏にすすめられた「アナーキズム」が待っている。

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