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【映画】怒れ!力道山

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力道山映画なんていい映画があるわけないが、ロバート・ホワイティングの「東京アンダーワールド」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404247103X/249-1067774-5728357
を読んでから、当時の力道山周辺の出来事に興味がある。でも、この映画は、ほとんど怖いもの見たさで見てしまった。確かにその期待通り、時代がそうさせているのか現代感覚からは違和感たっぷりの役名本人同一のヒーロー映画である。力道山映画がどれぐらいあるのか調べてみたら、約30本ぐらいある。全盛期の昭和30年だけで10本あるってすごいね。さすが映画が国民の最大の娯楽だった時代。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0372750.htm
「力道山対キングコング」なんてほとんど怪獣として出演してるのかと思いきや、キングコングっていうレスラーが当時いたのよ。その試合で3本も映画撮ってるのってやはりテレビ見れない人たちは映画でって感覚で作ってたのかもな。
で、この映画、「怒れ!力道山」ここで描かれる力道山は正真正銘、精錬無垢な正義のヒーロー。って表の面ではそれ以外の力道山って描かれっこないんだけど。。悪徳議員の食い物にされようとしている小児マヒの施設を助けるために戦う力道山、まさにタイガーマスクのモデルか!?ま、ストーリーはほんとわかりやすいん善悪モノなんだけど、面白いのはやはり昭和30年の時代の風景。キャバレーのジャズバンド、力道山の超ハデな外車と下町、出演者のファッション、子役の活き活きした表情。そしてなんと、力道山の表情って、それら子役らの活き活きした表情と同じ輝きをしているのが、秀逸。根はこういうキャラなんだよな、きっと、と思わせる。この映画の中でも、悪徳議員の差し金のチンピラにキャバレーで襲われるが、現実生活でも表のヒーローとして国民に愛されながら、裏社会とも太くつながり、その裏社会の凶刃に倒れた最期とダブる。戦後昭和の激動期に花が開き、パッと散った虚構の世界をつくりだしたヒーローの短い生涯の魅力は尽きない。

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